本年(2021年)より、ライセンス(またはライセンス規約)に関する規定に変更がございます。こちらはライセンスに関する規定の変更点と、それに付随するエントリー関連の説明を集約した簡易版となります。詳しくはスポーティングレギュレーションやライセンス規約と合わせてご覧ください。
※以後、FORMULA DRIFT JAPAN → FDJ とします。
2021年シリーズより、FDJライセンスとFDJ2ライセンスの2種類になります。FDJおよびFDJ2のライセンスは、FDJおよびFDJ2にエントリーするために必要となります。有効期限は、発行年の12月31日(1年間)です。更新/申請の期間は12月10日まで可能ですが、有効期限は変わりません。
ライセンス取得者は、必ずしもFDJ/FDJ2に出場しなければならないわけではございません。ただし、以下の条件によりライセンスの失効、更新不可となり、翌年には申請が必要になる場合がございます。
FDJライセンス → FDJ、FDJ2のどちらかへ出場可能
FDJ2ライセンス → FDJ2へ出場可能
※FDJライセンスを取得済みの選手は、FDJ2のライセンスを取得(申請/更新)する必要はございません。
FDJライセンスを申請し承認された際は、【A】「FDJライセンス取得者」の項目をご覧ください。
FDJ2ライセンスを申請し承認された際は、【B】「FDJ2ライセンス取得者」の項目をご覧ください。
FDJライセンスを申請し承認を得られなかった場合、FDJ2への参戦を希望する方は、FDJ2のライセンス申請を行って下さい。
年間エントリーは、3月末日を期限とします。
※FDJ、FDJ2ともにエントリー開始日時は決まり次第、発表いたします。
年間エントリー枠は、約50チームとします。年間エントリー枠が規定数(約50チーム)に達した場合は、年間を通してスポットエントリーは募集いたしません[※A]。
スポットエントリーを募集する際は、年間エントリーの状況や以下の諸事情により各開催日に近づきましたら発表させていただきます。スポットエントリーの枠数は、会場により異なります。
年間エントリーは、「優先出場権利」を持つ選手が優先されます。
COVID-19感染拡大防止、緊急事態宣言、国策、社会情勢、天変地異や災害などの諸事情により、大会自体が開催可能な状況であっても、スポットエントリーを募集しない可能性がございます。スポットエントリーでの出場を考えている選手/チームに関しまして、前述の諸事情により年間を通して出場できなくなる可能性を含んでいることをご了承頂きます。
※FDJ、FDJ2の各大会は、年間エントリーを主体に運営&開催しております。
[※a] COVID-19感染拡大防止、緊急事態宣言、国策、社会情勢、天変地異や災害などの諸事情により、年間エントリー枠が規定数に達しない状況(40を超えた場合)であっても、スポットエントリーを募集しない場合があります。
「優先出場権利」とは、優先的にエントリーできる権利です。特に年間エントリーの優位性に効力があります。スポットエントリーの枠がある大会でも、「優先出場権利」の効力はありますが、枠数に限りがあり、権利を持つ選手内でも優位性が生じるため、必ず出場できるということではありません。
★FDJ優先出場権利の優位順(FDJライセンス取得済み)
優位性①「FDJ 年間シリーズポイント上位40位以内の選手」
優位性①「FDJ2 年間シリーズポイント上位10位以内の選手」
優位性①「FDJ2 1開催でTOP4に入賞した選手」[※1]
優位性①「MSCチャレンジ 年間ポイント上位2内の選手」
優位性②「オフィシャルからの推薦枠」
優位性③「FDJ 年間シリーズポイント41位以下の選手、上位から」[※2]
優位性④「FDJライセンス取得選手」
これ以下は、オフィシャルの判断によります。
[※1] ブランクのある選手、または前年FDJからFDJ2に降格した選手に限る
[※2] オフィシャルが審査したうえで出場権利を与えます
★FDJ2優先出場の優位順
(FDJ&FDJ2どちらかのライセンスを取得済み)
優位性①「FDJ 年間シリーズポイント9位以下の選手(未出場は不可)」
優位性①「FDJ2 年間シリーズポイント上位16位以内の選手」
優位性①「MSCチャレンジ 年間ポイント上位15位以内の選手」
優位性②「オフィシャルからの推薦枠」
優位性③「FDJライセンス取得選手」
優位性④「FDJ2ライセンス取得選手」
以下はオフィシャルの判断によります。
【FDJ】
年間エントリー費/66万円(72万6000円/税込)
スポットエントリー費/13万円(14万3000円/税込)
※スポットエントリーは、エントリー枠が残っている場合のみ受付します。
【FDJ2】
年間エントリー費/24万円(26万4000円/税込)
スポットエントリー費/6万円(6万6000円/税込)
※国際サーキットは8万円(8万8000円/税込)
FDJで年間シリーズポイントの上位41以下の選手は、基本的にFDJ2へ降格となります。FDJへの昇格は、FDJ2で年間シリーズポイントの上位10内、MSCチャレンジで年間累積ポイント上位2内、FDJから降格した選手はFDJ2の1開催でTOP4に入賞、の戦績が必要になります。
前年FDJ年間シリーズポイント上位40内の選手が、年間エントリーを辞退した場合は、オフィシャルの判断により41位以下の上位から順に繰り上がりで年間エントリーの権利が与えられます。これ以下は、「優先出場権利」に準じ、オフィシャルの判断によります。
前年度のライセンス取得者は、前年度のFDJエントリーの有無や年間シリーズポイントとは関係なくライセンスの更新が可能です。ただし、ライセンスを更新することなく1シーズン以上が過ぎてしまった場合は失効となり、更新はできなくなります。ライセンスの再申請が必要となります。
ライセンス取得者は、FDJ、FDJ2のどちらかへエントリーすることができます。FDJへエントリー(年間、スポット問わず)した場合、同年のFDJ2に出場することはできません。FDJ2へエントリー(年間、スポット問わず)した場合、同年のFDJに出場することは基本的にできません。
FDJにて年間ポイントランキングTOP8に入った選手は、FORMULA DRIFT PRO競技ライセンスの所有権を取得できます。
前年のFDJにて年間ポイントランキングTOP8に入った選手は、FDJ2には出場できません。
ライセンス取得者で、年間を通してFDJに1戦もエントリーがない場合は、年間シリーズポイントは「なし」となります。この場合、翌年(この場合は2022年度)にFDJライセンスを更新することは可能です。ただし、「FDJに出場可能なドライバー = 年間シリーズポイント40位内に優先出場権利が与えられる」の規定から外れるため、FDJにエントリーすることはできません(FDJ年間シリーズポイント上位40内の選手が年間エントリーを辞退した場合は、オフィシャルの判断により41位以下の上位(41位)から順に繰り上がりで年間エントリーの権利が与えられます)。再度、FDJに出場する権利を得るためには、下部リーグのFDJ2に参戦し1開催で「TOP4」に勝ちあがること、FDJ2の年間累積シリーズポイント10位内、MSCチャレンジの年間累積ポイント2位以内が、条件となります。
(以下は、2022年以降)
ライセンス取得者でブランク[※3] がある選手は、FDJ2にエントリーし、1開催で「TOP4」に勝ちあがることで、FDJへのエントリーする権利を得ることができます。
[※3] 1シーズン以上FDJに出場しておらず、なおかつ最終出場年度の成績が年間シリーズポイント40位内。または1シーズン以上かつ、他大会でも目立つ成績がない。
※諸事情により年間を通して大会に出場できない、海外選手は諸事情により年間を通して来日できないなど確固たる理由があった場合は、翌年の出場に関してはオフィシャルが救済処置を行うことを前提に検討し、慎重に協議いたします。
前年度のライセンス取得者は、前年度のFDJ2出場の有無や年間シリーズポイントとは関係なく、更新が可能です。ただし、ライセンスを更新することなく1シーズン以上が過ぎてしまった場合は失効となり、更新はできなくなります。再度、申請が必要となります。
※2021年は、初開催となりますので更新はありません
ライセンス取得者は、FDJ2へエントリーすることができます。FDJ2で年間シリーズポイント上位10内の選手は、FDJライセンスを取得する権利が与えられ、優先的にFDJへエントリーすること(昇格)が可能になります。この選手が、FDJに参戦を希望する、またはFDJライセンス取得を希望する場合は、FDJライセンス申請を行って下さい。FDJライセンスを取得する権利は得たものの、取得することなく1シーズン以上が過ぎてしまった場合は、ライセンス取得の権利がなくなります。
ライセンス取得者で、年間を通してFDJ2にエントリーしなかった場合は、年間累積ポイントは「なし」となります。この場合、翌年(この場合は2022年度)にFDJ2ライセンスを更新することは可能です。ただし、FDJから降格してきた選手、前年のFDJ2年間シリーズポイントの上位選手や、MSCチャレンジで出場権利を得た選手(年間累積ポイント10位内)、他大会で実績のある選手などに、優先出場権利があるため、出場枠がなくなる場合もありますので、必ずしもエントリーできるとは限りません。